KIKOE×モノ

スマートグラスでバリアフリー映画を観てみた<大阪ステーションシティシネマ>

こんにちは、KIKOE LIFEです。

皆さん、バリアフリー映画ってご存知ですか?バリアフリー映画とは、視覚や聴覚に障害のある人も鑑賞できるように工夫された映画のことです。

最近では、スマートフォンやスマートグラス(眼鏡型端末)といった情報機器を使うことで、劇場側に特別な視聴環境がなくても音声や字幕などバリアフリーに対応できる上映ができるようになっています。

今回は、スマートグラスを使って実際に字幕付き映画を観てきたので、使用方法や感想についてお伝えします☺

大阪ステーションシティシネマ

今回お邪魔したのは、「大阪ステーションシティシネマ」という映画館です。JR大阪駅に直結している、関西最大級のシネコンです。

スマートグラスを借りる流れ

大阪ステーションシティシネマでは、字幕ガイド用メガネ(スマートグラス)の貸出を無料で行っています。利用するためには、事前申し込みが必要です。

対象年齢は小学生以上です。

申し込み方法

スマートグラスの予約は、大阪ステーションシティシネマのホームページに上映スケジュールが掲載された後~鑑賞日前日22:00まで申し込みができます。

件名を「スマートグラス貸出希望」として、下記内容をメールで送ります。

 名前:
電話番号:
鑑賞日:(例 2018/6/15)
鑑賞時間:(例 10:20)
鑑賞作品:(例 空飛ぶタイヤ)
利用人数:(例 貸出利用者1名 付添い1名 )
その他: (不明な点や質問など)

ご予約ページ(スマートフォンの方はコチラ)

ご予約ページ(PCの方はコチラ)

申し込んでみたら…

上映日の5日前に申し込んでみました。すると、当日すぐに返信がきました。内容は☟の通りです。

     

この度は、当劇場をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
こちらのメールにて11/4(月祝)「記憶にございません!」8:30の回、スマートグラスの貸出受付を承りました。

尚、座席チケットは別途お客様にてご購入が必要でございます。
         は祝日となっているため、多くのお客様のご来場が予想されます。
なるべくお早めにチケットをお買い求めくださいませ。
※チケットは各上映日3日前21:00よりインターネット、2日前オープン時より窓口にて販売開始致しております。

ご来場されましたら、入場時にご購入いただきました座席指定券をご準備の上、
こちらのやり取りさせて頂いたメールを入場口にてご提示頂きますようお願い致します。
ご提示頂いたメールを確認の上、スマートグラスをお渡しさせて頂きます。
※お渡しに際し少々お時間を頂く場合がございますのでご了承下さい。

機材につきましては、眼鏡のようにかけて頂き、眼鏡に付属のマイクを音を拾える状態(マイクにはクリップがついておりますので、お召し物の胸辺りで止めて頂ければと思います)にしておいて頂ければ問題ございませんが、何かご不明な点がございましたら係員までお問い合わせ下さいませ。
また、字幕に関しましては映画本編上映中のみ表示されますが、上映途中にご入場頂いた場合、すぐに字幕が表示されない場合がございますのでご注意下さい。

以上、宜しくお願い致します。
   様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

とっても丁寧な返信で安心しました☺

当日の借り方

当日、映画館のシアター入場口にてチケットを渡す際に、「スマートグラスの予約をした○○です」と伝え、上記の申し込み後に届いたメール画面(又はプリントアウトしたもの)を提示すると、スタッフの人がすぐにスマートグラスを持ってきてくれます。

こんなカゴに入っていました
スマートグラス、コントローラー、マイクが入っています

使い方

スタッフの方から受け取った時点で、スマートグラスの電源はすでに入っており、設定などもすべてできているので、こちらで何も操作する必要はありません!

メガネをかけて、付属のマイクを服にクリップではさんでつければ準備OKです!あとは、映画が始まると字幕が自動的に表示されます。

本編が始まるまでのCMの間は字幕は出ず、付属のマイクの使い方説明の画面が表示されていました。

ちなみに、スマートグラスの耳にかける部分は、どんな頭のサイズでも合うように☟のような形になっています。

鑑賞中、しっかりフィットしてズレません!

使った感想

私はスマートグラスをつけて映画を観るのは今回が初めてだったので、最初は「字幕をずっと見ながら映画を観るから目が疲れるだろうな~」と思っていました。しかし、意外なことに、コンタクト装用&ドライアイな私ですが、約2時間鑑賞するも眼精疲労は全く感じませんでした。

あと、頭を少し動かすと、字幕もそれに合わせてちょこまかと動いてしまうので、最初は少しとまどったのですが、それもすぐに慣れました。出演者の動きに合わせて自分で字幕を表示させる場所を工夫できるので、字幕が映像の邪魔をするということも全くありませんでした。

さらに、何といっても、いつでもどこでも字幕付きの映画を観ることができるのは本当に素晴らしい!!!これまでは、邦画を観たいと思っても、字幕付き映画の上映日時は限られていて、好きな時に好きな場所で観ることができませんでしたが、スマートグラスがあれば、好きな映画を、好きな時間に観ることができます。

観たい映画を、他者に気兼ねすることなく、いつでもどこでも字幕付きで見ることができる!

気になったこととしては、普通のメガネと違ってスマートグラスはやはり少し重たいです。また、頭にしっかりフィットする分、時間が経つにつれて頭の締め付け感を感じました。私が観た映画は上映時間が127分だったのですが、途中で頭の締め付け感がどうしても気になり、5分ほどスマートグラスを外して休憩しました。

普段から、普通のメガネをかけるだけで肩が凝る私なので、どうもない人にとっては、全く不快感はないかもしれません!

●少し重い。

●締め付け感が苦手な人には、長時間の使用は少し疲れるかも。

デメリットも書きましたが、ただ総合的に見て、デメリット以上のメリットがあるということは断言できます!聞こえにくさの有無に関係なく、自分の観たい映画を、観たい場所で、みんなと一緒に楽しむことができるスマートグラスは、本当にすごいなぁと心から感じます。

スマートグラスの技術がさらに進歩して、超軽量&締め付け感フリーのものが出たらもう言うことなしです!!

さいごに

大阪ステーションシティシネマのスタッフの方にお聞きすると、スマートグラスの貸出を利用する人は、2019年11月時点で月に15名ほどとのことでした。

スマートグラスの貸出を行っている映画館はまだまだ少ないですが、すべての映画館に常設されていることが当たり前になってほしいですね。

関心がある方はぜひ、スマートグラスで映画鑑賞を試してみてくださいね☺

2019年11月現在、スマートグラス(字幕メガネ)の貸出を行っている映画館はコチラです☟

●大阪ステーションシティシネマ

●チネタッチ川崎

●新宿ピカデリー

●イオンシネマシアタス調布

詳しい情報はメディア・アクセス・サポートセンターのホームページに載っていますよ☺