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学校や職場で自分が聞こえにくいことを、周囲にどう伝えるか?

kikoelife

こんにちは、KIKOE LIFEです。

音や言葉による情報が当たり前に得られる聴者にとって、聞こえにくさがあるとどのような場面で困るのか、どんな工夫があればそれらが軽減されるのかはなかなかイメージがつきにくいものです。そのため、当事者自身から「自分が周囲にどうしてほしいのかを具体的に提案する」ことがとても大切になります。

今回は、聞こえにくさを周囲に伝える一つの手段として、相手に望む具体的な提案をわかりやすくまとめたミニ手帳を作りました。よければ下記のものを印刷したり、自分に合うようにアレンジして使ってみてくださいね☺

完成版

A4サイズです。大人向きと子ども向きの2バージョンがあります。これでよければ、印刷して使ってください。

余白のページは名前を入れたり、自由に使ってください

これを最終的に折ると、☟のようなミニ手帳ができあがります。

作り方

これを作る時に参考にしたのは、NTT作成の「お願いカード」です。

カードの作り方は電話お願い手帳のご利用方法に動画付きで詳しく載っていますので、こちらも参考にしてください。

印刷してから切る

A4の紙に印刷します。

赤線部分に沿って切ります。

周囲の余白を切りました。

線に合わせて折り目をつけます。折り方は電話お願い手帳のご利用方法を見てくださいね。

真ん中に切り込みを入れます。

切り込みをいれたものがこちらです。

切り込みを入れる場所も電話お願い手帳のご利用方法を見てくださいね。

折って仕上げる

あとは折るだけです。折り方も電話お願い手帳のご利用方法を見てくださいね。折った後の完成版はこちらです☟

表紙

1ページ目

2ページ目

3ページ目

裏表紙

表紙

1ページ目

2ページ目

3ページ目

裏表紙

使い方

自身の聞こえや配慮してほしいことを記載してクラスメイトや同僚、上司、取引先などに渡すことはもちろん、よく使うフレーズを各ページに記しておき、必要に応じてそのページを相手に見せるという使い方もできます(例えば外食や受診時などに相手に見せるなど)

また、ヘルプカードの代わりとしてヘルプマークとあわせて携帯することもできます。

さいごに

ミニ手帳は、必要な情報を簡潔にまとめることができるので、受け取る側も読みやすく、理解しやすいのが利点です。記載する内容に応じて色々な使い方ができるので、ぜひ自分に合う形でアレンジして使ってください☺下記は無地のテンプレートなので、アレンジしてご活用ください。

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