第1回「きこえ×ライフハック展2023」イベントレポート
2023年11月5日(日)、京都光華女子大学で行われた「きこえ×ライフハック展2023」が無事終わりました。北は北海道から南は福岡県に至るまで、日本各地から138名のご参加がありました。
第1回目となる今回は、「きこえにくさによる困り感を減らすためにどのような工夫ができるのか」をコンセプトに掲げ実施しました。ろう・難聴当事者、APD/LiD当事者、家族、様々な関係者(行政、教育、医療など)と共に、きこえを取り巻く課題解決に向け、同じ時間を共有できたことを心より嬉しく感じています。
ご参加いただいた皆さま、出展協力してくださった企業の皆さま、日本デフバスケットボール協会の皆さま、デフバスケットボール日本代表の皆さま、当日お手伝いしてくれたスタッフの皆さまに、この場をお借りして改めて心よりお礼申し上げます。
今回は、会場を①試聴ブース②講演ブース③デフバスケ体験ブース④閲覧ブースの4つに分けて行いました。当日の写真をまじえながらイベントの様子をご紹介します。
①試聴ブース
試聴ブースでは、きこえをサポートする様々な機器が展示され、参加者が実際に試聴・体験を行ったり、企業担当者に質問・相談する姿が多くみられました。以下は出展ブースの様子です。(順不同、敬称略)
フォナック
ブルーム(河原町店)
京セラ
メドエル
ジャパンディスプレイ
アイシン
音声認識システム「YYSystem」は2023年度グッドデザイン金賞を受賞しました。受賞に関する詳細はこちらをご覧ください。
アイシンの技術は雰囲気応援可視化システム「ミルオト」にも活かされています。
サウンドファン
富士通
■オンテナ
講演ブース
4名の方をお招きし、それぞれの立場から講演を行っていただきました。
デフバスケ体験ブース
デフリンピック日本代表選手をお招きし、デフバスケットボール体験を行いました。
閲覧ブース
きこえに関わる書物や漫画、グッズ、各種情報、デフリンピック応援ブース、片耳難聴者のコミュニティ「きこいろ」の特設ブースなどが展示されました。
さいごに
今回のイベントは、KIKOE LIFEとして主催する初めてのイベントでした。至らぬ点も多く、ご不便をおかけしたことも多々あったのではと感じております。皆さまからいただいた感想やご意見は、次回のイベント開催時にしっかり活かしていきたいと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
当イベントの様子が「ハートネットTV 聞こえているのに、聞き取れない~LiD/APDと生きる~」(NHK Eテレ)にて放送されました。