KIKOE×モノ

iRig2をUDトークやLive Transcribeに接続して音声を文字化する方法

こんにちは、KIKOE LIFEです。今回ご紹介するのは「iRig2」という機器です☟

音声認識アプリを使う場合、これまでスマホやタブレットなどの端末に内蔵されたマイクに向かって、近距離から話しかける必要がありました。しかし、このiRig2とワイヤレスマイクロホンを使うことで、遠方の話者の声を端末に文字表記することができます。ではでは早速、使い方をご紹介します☺

ちなみに、iRigは「アイリグ」と読みます。私は読み方がわからず、ずっと「アイリン」と言ってました・・・

準備するもの

まず下記の物を準備します。

①iRig2

iRigは元々、ギターをiPhoneやiPadなどのiOSデバイスにつないで演奏するためのオーディオインターフェイスとして開発されました。価格は5,000円程で、ネットや楽器屋で購入できます。

②変換プラグ

ステレオ標準(オス)/3.5㎜ステレオ(メス)です。価格は数百円で、家電量販店でごく一般的に売られています。

③SONYワイヤレスマイクロホン

価格は17,000円程です。家電量販店やネットで購入できます。

④オーディオケーブル

3.5㎜のミニプラグです。100均でも購入できます。

あとは、お使いのスマホやタブレットに音声認識アプリをいれます。

◆iOS対応機種の場合

UDトーク

◆android対応機種の場合

UDトーク、 Live Transcribe

Live Transcribeは、2019年2月にリリースされた音声文字変換アプリ(無料)です。Googleとギャローテッド大学(アメリカにある聴覚障害者のための大学)が共同で開発しました。

Live Transcribeは、androidのみ対応しているので、iPhoneやiPadでは使用できません。

あと、スマホやタブレットの最新モデルはイヤホンジャックがないものも増えているので、その場合は、iOSはLightning、androidは3.5mmイヤホン変換アダプターが必要です。

Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプター
USB Type C to 3.5㎜ イヤホン変換アダプター

これで準備はOKです!!さいごに、もう一つだけ注意が!

iRig2はiOSは対応していますが、androidは一部対応していない機種があるそうです。AQUOS (アクオス)とXperia(エクスペリア)は実際に試してみて問題なく使用できましたが、それ以外の機種はわかりません・・・。詳しい情報がわかれば追記しますね!

接続の仕方

では、準備した機器を接続していきましょう。

手順①:スマホもしくはタブレットのイヤホンジャックにiRig2のケーブルを入れます。イヤホンジャックがない場合は、上の写真通り、iOSはLightning、androidは3.5mmイヤホン変換アダプターにさします。

手順②:iRig2のギターマークの部分に変換プラグをさします。

手順③:変換プラグにオーディオケーブルをさします。

手順④:オーディオケーブルを、ワイヤレスマイクロホンのRECEIVER(レシーバー)にさします。この時、上側の穴ではなく、横の耳マークの穴にさしてください。

これで接続はOKです!

実際使ってみよう

今回は、androidスマホでUDトークとLive Transcribeの2つを使ってみます。

UDトークの場合

UDトークは、通常は「タップして話す」ボタンは赤色ですが、iRig2を接続すると緑色に変わります。(※iOSは緑色に変わりますが、androidは機種によって、緑色に変わらないものもあるそうです)

先述した通りに機器を接続します。

UDトークのアプリを立ち上げ、ワイヤレスマイクロホンのスイッチをONにして、タップして話すを押して、ワイヤレスマイクに向かって話せばOKです。

10メートルほど離れた場所から、実際に新聞記事を音読してみました。正しく音声を文字に変換できています。

右上のメニューボタンを押すと、ログを消去したり、ログをメールで送ってテキスト化したりできます。

Live Transcribeの場合

Live Transcribeを使う場合も、接続方法はUDトークの場合と同じです。iRig2が正しく認識されているかどうかを確認するために、アプリを立ち上げた後、左下にある設定ボタンを押します。

その他の設定ボタンを押します。

マイクの項目に「有線ヘッドフォン」と記載されていたらiRig2が正しく認識されています。

このマイク部分が「このデバイス」という表示のままだったら、iRig2が正しく認識されていないということになります。

ちなみに私の場合、楽器屋でiRig2を買ったんですが、正しく接続しても作動してくれず、あれこれ1か月くらい悩んで、最終的にiRigを使っている大学の障害学生支援室に機器を持ち込んで確認してもらうと、iRigがまさかまさかの壊れていただけだったという・・・。「初期不良は聞いたことがない」と大学の担当者もおっしゃっていましたが、私のような場合もありますので、一応頭の片隅にでもおいといてください(-.-)買ったお店で新しいものに交換してもらいました。(念のためにレシートを残しておいた方がいいです)

UDトークと同様、正しく文字変換できています。

Live Transcribeもログをテキスト化できます。ログ画面上を長押し、「音声文字変換を選択」を押します。

ログが一括で選択されるので、コピーを押し、ワードやメールに張り付けます。

テキスト化できると、自分なりにまとめたり、議事録を作成したりと色々アレンジできるので便利ですね☺

メイン言語と第二言語を切り替えると第二言語もそのまま文字表記してくれます。

聞こえにくさがあると、英語のリスニングは本当に困ります。特に2020年4月から中学校の英語の授業はオールイングリッシュで行われる予定です。聞こえにくい学生さんには、このような機器を積極的に学校側が準備してほしいと思います。

iRig2を使わない方法

iRig2とSONYのワイヤレスマイクロホンを用いた文字表記の方法はとても便利である一方、すべてを購入するとなると2~3万円程のお金が必要になります。参考までにiRig2やワイヤレスマイクロホンを使わずに、少し離れた話者の声を文字表記する方法も載せておきます。

1対1の場合

準備するのは、3.5㎜オーディオ変換ケーブル(3極メス×2-4極オス)とピンマイクです。どちらも家電量販店で数百円程で購入できます。ピンマイクは2m弱ほどの長さがあります。

3.5㎜オーディオ変換ケーブル(3極メス×2-4極オス)

対複数人で話す時

基本は上記の機器と同じですが、そこに複数のマイクを使用するためのケーブル(マルチイヤホンスプリッター)を追加します。

マルチイヤホンスプリッターの値段は1,000円前後です。オレンジの矢印のところにピンマイクをさすことができます(1人に付き1つのピンマイクをつけてもらうイメージ)。グループ学習などの場面でおすすめです。

さいごに

音声認識アプリは、相手の話し方などによってどうしても誤変換は出てしまいますが、聴覚だけでなく視覚でも情報を補える安心感はとても大きいと思います。よければぜひ試してみてくださいね☺